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インテリっ子

視力改善で眼を良くするには筋肉(眼筋)をほぐすこと

23/05/2011

眼にも体のほかの部位と同じように筋肉(眼筋)があって、それによって眼は動きます。ところが長時間連続して動かすと当然ながら筋肉は疲労し、こり固まって視力が低下してしまいます。

筋肉を動かすエネルギー(酸素と食品から摂る栄養分)も不足し、筋肉内には疲労を促す乳酸が増えていきます。視点が近点に固定されていたので毛様体筋は緊張したきりで一種の筋肉痛を引き起こします。

このメカニズムを考えれば応急の対策はおのずと浮かんできます。

①休む-酸素が補給され、緊張していた筋肉は徐々に弛緩していきます。動かさないことで乳酸の量も減ります。また一時的に不足していた栄養分も眼筋に再びいきわたり視力改善になります。

②ほぐす-眼球周辺へのマッサージや眼の体操、ツボ押し(後述します)などによって人為的に血行を促したり筋肉疲労をときほぐすことができます。

③遠くを見る近点視では緊張する毛様体筋は、遠点視になるとゆるみます。じっと休んでいると緊張した毛様体がゆるむのには一五~二〇分を要しますが、遠くを見ることで弛緩時間を早められるのです。

実際問題として③は職場ではなかなか実行困難です。①と②をうまく使い分け「破壊」をくい止めてください。視力回復できます。

そして③に関しては昼休みに屋上などでやってみてください。何十メートルか先の一点を見るポイントと決め、腕を仲ばし五〇センチほどのところに親指を立てます。親指の爪を2分見たら遠方を2分見る、というように近点視、遠点視を繰り返すことで筋肉は柔らかくなります。